政策でつながる市民、地方議員、首長
5月18日、都内で「『選挙と民主主義』を地域から修復する 東京都議選から全国へ」と題する全国集会に、オンライン含め300人以上が集まった。東京都議選を6月22日に控え、参議院選挙がその後に続くこの時期、この難しいお題に挑戦したのはローカルイニシアティブネットワーク(LIN-Net)という全国ネットワークだ。私も運営委員の一人として参加している。
兵庫県知事選挙において「選挙と民主主義」の現場に、フェイク情報が飛び交い、憎悪の感情が拡散され、脅迫やつきまとい、暴力にまで及んで、百条委員会で斎藤知事を追及してきた県会議員を標的に攻撃が組織された。百条委員会の委員を務めた丸尾まき兵庫県議がイベントに登壇してくださり、現在も続くひぼう中傷の状況、そして、ひとたびネット上で貶められた名誉の回復がいかに困難であるかなどを語った。都議会自民党の裏金問題の真相を追及する都議の報告もあった。
私たちは選挙と民主主義をめぐる危機的な状況の中にいるが、それは世界も同様であり、冷静に毅然と着実に足もとから修復していく回路を作っていかなければならない。