ゾーラン・マムダニ(Zohran Mamdani)
1991年ウガンダ生まれ。ニューヨーク州下院議員。11月4日のニューヨーク市長選挙に民主党候補として出馬し当選。民主的社会主義者でシーア派ムスリム。
ニューヨーク市長選挙で民主社会主義を掲げるゾーラン・マムダニ氏が当選確実となりました。『地平』特別篇として、10月26日、ニューヨーク市クイーンズで開かれたバーニー・サンダース上院議員およびアレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員との集会で、1万3000人の聴衆に向けたマムダニ氏の演説全文を紹介します。
この記事は、Zohran Mamdani, “We Can Win Freedom for All,” Jacobin, October 27, 2025.の全訳です。https://jacobin.com/2025/10/mamdani-nyc-mayor-election-speechの全訳です。
翻訳:Jacobinの許諾を得て本誌編集部が訳出
ここフォレストヒルズ・スタジアムに集まった1万3000人以上もの皆さんを見ていると、この瞬間が来ることはずっと運命づけられていたのだと信じたくなります。でも、今から1年と3日前、10月23日にこの選挙運動を始めたとき、それを撮るテレビカメラは一台もありませんでした。
1年と3日前にこの選挙運動を始めたとき、どの世論調査でも私の名前は圏外でした。それから4カ月後、今年の2月になって、支持率はとんでもなく高い1%に達したのです。私たちはあの有名な「その他」氏に並びました。彼には勝てるとわかっていました。
1年と3日前にこの選挙運動を始めたとき、政界は大して注意を払いませんでした。私たちがつくろうとしていた運動は、この都市の現実を反映するものであり、それは政治コンサルタントがスプレッドシート上で見ているこの都市とは違っていたからです。
1年と3日前にこの選挙運動を始めたとき、権力の中枢で私たちは笑いの種でした。この都市で、政府は誰のために仕えるのか。それを根本的に変えようという発想は、想像もできないことだったのです。私たちが勢いづいてからも、彼らはこんなふうに問いました。これから何千万ドルもの資金で攻撃を受けるのに、どうやって乗り切るつもりなの?
でも、いま私たちが知っていることは、そのときすでにわかっていたのです。ニューヨークは売り物ではない、と。
若者たちが記録的な数で集まり、移民たちが都市の政治に自分を見出し、世をすねた高齢者たちが再び夢を抱くにつれて、私たちは声を揃えました。ニューヨークは売り物ではない、と。
そしていま、腐敗した政治家たちと、彼らに資金提供する億万長者たちの手から、この都市を取り戻せるか否かの瀬戸際で、今夜は私たちの声をうるさく響かせて、アンドリュー・クオモ1が月8000ドル〔約120万円〕のアパートにいても聞こえるようにしましょう。もし彼がウエストチェスター〔ニューヨーク市に隣接する郡〕にいても聞こえるように、うるさく声を響かせましょう。彼を操る人形使いがホワイトハウスでも聞けるように、うるさく声を響かせましょう。ニューヨークは売り物ではない、と。
1 ニューヨーク州前知事。今回のニューヨーク市長選では民主党の予備選でマムダニに敗れ、無所属で出馬した。
私たちが立候補を表明した13日後、ドナルド・トランプは再び大統領選挙に勝ちました。〔ニューヨーク市の〕ブロンクスとクイーンズで生じた右派へのシフトは、全米の郡で最も大きなものの一つでした。どの記事を読んでも、どのチャンネルを見ても、ストーリーは同じに見えます。私たちの都市は右に向かっている。
民主党がアジア系の有権者、若い有権者、男性の有権者に訴えかける能力について、死亡記事が書かれています。何度も何度も私たちは聞かされてきました。もし共和党に勝ちたいなら、共和党になることだと。
アンドリュー・クオモ自身はこう言っています。私たちが負けたのは、米国の労働者階級の要求に訴えかけられなかったからではなく、トイレとスポーツチームの話に時間を費やしすぎたからだと。

それは私たちの政治的な視野が狭まっていくような時でした。しかしいま、ニューヨークよ、あなたには選択肢があります。退くか、それとも闘うか。私たちが選んだのは、これらの専門家の話を聞くのはやめて、皆さんの話を聞きはじめることでした。
私たちは、大きな右旋回が見られた二つの地域に行きました。フォーダム通り〔ブロンクス〕とヒルサイド通り〔クイーンズ〕です。これらのニューヨーカーたちは、戯画的なトランプ支持者像とは似ても似つかない人たちでした。
彼らはこう話してくれました。ドナルド・トランプを支持する理由は、民主党は並であることに満足して、資金をたくさんくれる人にだけ時間を割き、自分とは無縁に思えるから。企業のお世話になり、何に反対かを言うばかりで、何をめざすのかというビジョンも示さず投票を呼びかける政党に、自分は見捨てられたと感じているから。
彼らはこう話してくれました。どう見ても暮らしを苦しめている生活費危機に対して、解決策を示すふりすらできないシステムは、もう信用しない。家賃が高すぎる。食料品も高すぎる。保育料も高すぎる。バス代も高すぎる。二つも三つも仕事を掛け持ちしても、まだ足りない。
トランプは問題だらけですが、彼らの財布にもっとお金を入れ、生活費を安くする計画を約束しました。それは嘘でした。彼が置き去りにした労働者たちのため、その仕事を果たすことは、私たちにかかっていました。
8カ月以上にわたる予備選挙で、私たちはこの生活費危機にどう取り組もうとしているのか、ニューヨーカーたちに語りました。一人でやったのではありません。
毎日、何万人ものニューヨーカーが、12時間のシフト仕事の合間をぬって戸別訪問をし、指がしびれるまで電話かけをしたことが、この運動に力を与えました。一度も投票したことのなかった人たちが、無敵の運動員になりました。コミュニティができました。私たちの都市は、お互いを知り、自分自身を知るようになりました。友よ、これは皆さんの運動でした。これからもずっとそうでしょう。
雪が解け、霜が消えていくとともに、この選挙運動は誰も想像しなかった速度で成長しはじめました。あまりに多くの人がカンパをくれるので、寄付をやめるようお願いしなくてはなりませんでした。やめてくださいね。

私たちは、アンドリュー・クオモがドナルド・トランプの電話番号を押すより速く、支持率を急上昇させました。人々は私の名前の読み方を覚えはじめました。
億万長者たちは震えあがりました。もしくはニューヨーク・タイムズが描いたように、ハンプトンズは基本的に市長選挙についてのグループセラピーをしていたのでしょう2。
2 ハンプトンズは富裕層の別荘地。2025年8月30日付のニューヨーク・タイムズが、そこで人々が市長選を話題にしている様子を報じている。
アンドリュー・クオモとその実業界の取り巻きたちは、この選挙運動を何か恐ろしいもの、あるいは些末なものに見せるため、あらゆることをやりました。何百万ドルも選挙戦につぎ込み、私を恐ろしげに見せようと髭を伸ばす加工をしたり、私たちの都市をディストピア的な地獄の穴のように描いたり、ニューヨークの人々を分断するために日夜働きました。
それは失敗に終わりました。
予備選挙のほんの数日前、私がマンハッタンをくまなく歩いていると、何百人ものニューヨーカーたちが並んで行進してくれました。そしてタイムズ・スクウェアに踏み込むと、頭上の屋外広告には、クオモの勝利確率が80%近いというオッズが映されていました。そのとき私たちは、いわゆる専門家がまた間違えようとしていることがわかっていました。
アンドリュー・クオモは確実と思われていました。6月24日、私たちはその確実性を打ち砕きました。
私たちは13%差で勝利しました。それはニューヨーク市の歴史において、市レベルの予備選挙として最多の票を得た勝利でした3。その票を入れたニューヨーカーの一部は、トランプに投票していました。他の多くは、いままで投票をしたことがない人たちでした。その夜10時15分に、クオモが敗北を認める電話をかけてきたとき、彼は電話越しに、あなたたちはとてつもない力を生み出していたと話しました。
3 予備選挙の決選投票は、マムダニが57万3169票(56.39%)、クオモが44万3229票(43.61%)だった。
あらゆるニューヨーカーが含まれうる連携を築こうとするとき、まさしくとてつもない力が生み出されているのです。
私たちはさらに何百万人ものニューヨーカーたちに語りかけてきました。この数カ月に示してきた新たなプランでは、私たちがいかにして学校の先生を数千人増やし、コンサルタントや契約を市政府のものとし、ニューヨーク市のインフラのラスボスである建築足場の問題に取り組んでいくかを示しています。
ところがここ数週間、選挙戦が終盤にさしかかるにつれて、私たちは良心に衝撃を与えるイスラモフォビアの現れを目にしてきました。
アンドリュー・クオモも、エリック・アダムスも、カーティス・スリワ4も、未来のための計画をもっていません。彼らがもっているのは、過去を再演する台本だけです。彼らはこの選挙を、ニューヨーカーたちの暮らしを消耗させる生活費危機についてのものではなく、私の信仰について、そして彼らが常態化させようとする憎悪についての住民投票にしようとしてきました。
4 いずれもニューヨーク市長選の候補者。
私たちは何カ月もかけて、ニューヨーカーたちにはみんなが愛するこの都市に暮らす権利があるのだと、世界中を説得してきました。いま私たちは、一人のムスリムがその先頭に立ってもいいのだという考えを擁護することを強いられています。
これらの大金提供者や恥ずべき政治家たちは、私たちから野心をも奪おうとしてきました。彼らの考えでは、皆さんは尊厳ある生の美しさに値しないからです。ことあるごとに彼らは、皆さんが想像を広げないように促してきました。新たに想像されるニューヨークが、彼らの利益を損なうことをわかっているからです。私はこの都市がまるで宇宙のように、広がりつづけていると信じています。
このニューヨークを世界一すばらしい都市にしている労働者たち。それに負けないくらい野心的な市政府が、私たちにはふさわしいのです。誰かが持ってきてくれるのを待つことはできません。待つなんて贅沢はできません。持ってきてくれたことがあってこそ、信じて待つことができるのですから。11月4日、私たちはこの都市の進む道を、その本来の方向へと向けなおします。
そうすることで私たちは、この国が建国の当初から取り組んできた問いに答えるのです。誰が自由を許されるのか?
この問いを聞いて、ためらいなく答えられる人もいるでしょう。自由を許されているのは超富裕階級(オリガルヒ)であり、彼らが蓄えた莫大な富は、朝から晩まで働きづめの人たちとはかけ離れています。米国の泥棒男爵である彼らは、その富のゆえに、他のすべての人々より大きな発言権をもつのが当然だと思っています。
私はビル・アックマンやケン・ランゴーン5のような有名人だけを指しているのではありません。私たちが徴税しえないほど莫大なお金をスーパーPAC〔政治献金〕に平気でつぎ込み、その献金のおかげで、私の顔に「グローバル・ジハード」の文字を貼りつけたコマーシャルが電波を覆い尽くしたあかつきには、それをお祝いするような人たちのことです。
5 いずれも米国の億万長者。
彼らの自由が犠牲にしているのは、尊厳と真実だけではありません。それは他の人々の自由をも犠牲にしています。彼らは権威主義者であり、私たちを彼らの言いなりに抑え込んでおこうとします。私たちがひとたび自らを解放したら、二度と従うことはないとわかっているからです。
彼らの一人ひとりが、ニューヨークは販売中だと思っています。あまりにも長い間、友よ、自由はそれを買える人たちだけのものでした。ニューヨークの超富裕階級(オリガルヒ)は、世界の歴史上、最も富裕な国の、最も富裕な都市の、最も富裕な人々です。彼らはその等式を変えたくないのです。その支配力が弱まることを阻止するためなら、彼らは何でもやるのです。
真実は、交渉の余地もないほど単純です。私たちはみんな自由を許されているのです。
私たちの一人ひとり、この都市の労働者も、タクシー運転手も、調理人も、看護師も、強欲ではなく優美な生を求めるすべての人々が――私たちみんなが自由になるのです。
そして11月4日には、この都市のそこかしこで懸命に動いてくれた9万人以上のボランティアのおかげで、私たちはそのとおりのことを世界に告げるでしょう。ドナルド・トランプに献金する億万長者たちは、この選挙を買うお金が自分にあると思っていますが、私たちには大衆の運動があるからです。そして私たちは、自分の信じるものを恐れない運動です。ずっと長いこと、それを信じてきたのです。
この運動が1月1日〔新市長の就任日〕にどうなっているかと心配している人は、〔昨年〕10月23日には、今夜この運動がどうなっているかを心配していたでしょう。しかし私たちの目標も、約束も変わっていません。
立候補を表明した晩にお話ししたとおり、政府の役目は私たちの生活を本当に良くすることです。10月23日にお話しした言葉に一字も違わず、友よ、いま私たちはそのために闘っています。
私たちは、200万人を超える家賃安定化物件入居者のために家賃を凍結し、使える資源はすべて使って、住まいを必要とするすべての人のために住宅を建設します。
私たちは、すべてのバス路線の運賃を廃止し、米国で最も遅いこの都市のバスを、難なく都市中を動けるものにします。
私たちは、親の費用負担がいらない普遍的保育を創設し、ニューヨーカーたちが愛するこの都市で家族を育めるようにします。
さあ一緒に、ニューヨークよ、凍結しよう!(聴衆「家賃を!」)
一緒に、ニューヨークよ、バスを速く!(聴衆「無料に!」)
一緒に、ニューヨークよ、届けよう!(聴衆「保育を!」)
私たちはこの都市を、ここをホームと呼ぶ人みんなが尊厳をもって生きられる都市にするでしょう。生きるために必要なものを買えないニューヨーカーが、一人もいないようにすべきです。

そして私たちはいままでも、今日も、これからも信じています。政府の役目は、その尊厳を届けることだと。
尊厳とは、友よ、自由の言い換えです。
今夜、皆さんの前に立つにあたり、私はアメリカにおける自由のために激しく闘った人たちから大きな力を得ています。彼らは、危機のときにやるべきことをやらない政府を認めませんでした。人々の力が、権力をもつ者たちの影響を圧倒するとき、政府に対処できない危機などありません。
ニューディールを打ち立てて一世代を貧困から救い、美しい公共財をつくりだし、団結権と団体交渉権を定めたのは、政府でした。
友よ、問題を小さく、危機を大きく見積もる政府の時代は、終わらせなければなりません。あらゆる面で、私たちに敵対する者に負けないぐらい野心的な政府が必要だからです。私たちがもう受け入れられない現実をはねつけ、私たちにふさわしいとわかっている未来をつくりあげることのできる、強力な政府が必要だからです。
ニューヨーカーの4分の1が貧困のなかで生きていることをよしとせず、15万人を超える公立学校の生徒に住まいがないことをよしとせず、皆さんが日々の働きで築きあげているこの都市で、その皆さん自身の暮らしが成り立たないことをよしとしない、そういう政府が必要だからです。
何度も何度も、私たちの国は絶望の崖っぷちでよろめいてきました。いまもそうです。でもそんなとき、働く人々は闇の中に手を伸ばし、私たちの民主主義をつくりなおしてきました。
私たちはもう、共和党が野心の党であることを許さないでしょう。
私たちはもう、民主党が大きな構想をもって先頭に立つ姿を目にするには、歴史書をひもとかなくてもよくなるでしょう。
友よ、世界は変化しています。変化が起こるかどうかが問題なのではない。誰が変化を起こすのかが問題なのです。
私たちの目の前に、機会があります。これまで現れたことが少なく、つかみとられたことはもっと少ない機会が。それは、自由を勝ち取るとはどういうことかを世界に示せる機会です。先人たちが残した遺産に恥じない生き方をする機会です。
危機の大きさを左右することはできません。私たちの選択は、それにどう対処するかにあります。
民主主義を買うためではなく、食料品を買うためにがんばっている人々のための市庁舎を勝ち取りましょう。その大仕事が始まる1月1日を待ち望みましょう。
権力をもつ者たちは、私たちの約束する政策など、市庁舎に近づいたとたんに消え失せるものだと示そうとするでしょう。そうではなく、これらは未来を呼び寄せるおまじないなのだと、彼らに示してやりましょう。
そして一人ひとりのニューヨーカーに証明しましょう。広がりのある政治、それが表しているのは想像力だけではないのだと。それは履行を要求しています。私たちは市庁舎を、ニューヨーカーたちが失敗だけでなく未来をも期待する場所にできるのです。
私たちはまだそこにいません。予備選でアンドリュー・クオモの勝利が確実視されていたのと同じ言説が、いま私たちを覆いはじめています。事前投票のさなかに勝利物語の記事を読むときや、勝利確率90%を示すオッズを目にするときには、心得ておかねばなりません。同じものをアンドリュー・クオモは6月に毎晩ベッドで読み、勝利を確信していたのだと。そんな自己満足がこの運動に染みわたることは、受け入れられません。
だからこの最後の9日間、私は皆さんの一人ひとりに、たった一言のお願いをします。「もっと!」
皆さんお疲れでしょうから、アデニ・チャイでも飲みましょう。そのうえで、どうかもっと!
攻撃は激しさを増しています。6階建ての戸別訪問より、暖かいベッドがいいに決まっています。一日働いた後にドアを叩いてまわった夜を思うと、気が重くなるでしょう。それでもどうか、もっと! それだけが、もっと良い未来を勝ち取る道だからです。
だから、できれば友よ、お願いしたいのです。立ち上がることを。戸別訪問をした方は、フラッシュライトを点けてください(聴衆がスマホのフラッシュライトを点けはじめる)。戸別訪問をこれからしてくれる方は、フラッシュライトを点けてください。もっと何かをしてくれる方は、フラッシュライトを点けてください。一緒に光を輝かせて、どんな闇も消し去りましょう。
最後の9日間と、それに続く年月の間、権力をもつ者たちはあらゆるものを武器庫に投入するでしょう。さらに何百万ドルもつぎ込むでしょう。四方八方から攻撃してくるでしょう。私たちは音を上げません。私たちはひるみません。私たちは超富裕階級(オリガルヒ)に打ち勝ち、尊厳ある生を取り返します。
ほぼ89年前の今日、FDR〔フランクリン・D・ルーズベルト〕はマディソン・スクウェア・ガーデンに集まった何千人もの聴衆に語りました。「私は1期目の政権について、そこでは私欲と権力欲の勢力が敵に出会ったのだと言われたい。2期目の政権では、それらの勢力が主人に出会ったのだと」
友よ、私はこの選挙運動について、そこでは私欲と権力欲の勢力が敵に出会ったのだと言われたい。そして市庁舎で、それらの勢力が主人に出会ったのだと。
ニューヨークよ、私たちの仕事は始まったばかりです。11月4日、私たちは自由を手にします。
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